品川区の中高生が森沢区長と意見交換 ヤングケアラー、子ども食堂、ジェンダー

井上靖史 (2022年12月14日付 東京新聞朝刊)

意見交換する森沢区長(右)とSDGs部メンバー=品川区二葉で

 品川区長と区内の学生が意見交換する「しながわ未来トーク」が13日、同区二葉の私立青稜(せいりょう)中学校・高等学校であった。4日に就任した森沢恭子区長が同校を訪ね、持続可能な開発目標の研究や体験学習にあたる部活動「SDGs部」メンバー約60人と懇談した。

「声に出しにくい」「通いづらい子も」

 若年者が家族のケアを負担するヤングケアラーについて、女子生徒が「大きな問題として社会に認知され過ぎ。自身がそうと声に出しにくいという友人がいる」と指摘。子ども食堂でボランティア経験がある男子生徒は「周囲の目もあって通いづらい子どももいると思う。ゲームとかで遊べる場と一緒に設けては」と提案した。ジェンダーを巡っては「夏、暑いからと男子がスカートで登校しちゃうぐらいの軽い雰囲気があれば」との声が上がるなど、率直な発言があった。

 森沢区長は「刺激を受けた。課題を大きく捉え過ぎないけど、解決策も用意できるようにすることが大事だ」と話した。未来トークは2019年度に開始。新型コロナの影響もあり今回で2回目。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2022年12月14日