俳優 滝藤賢一さん 家族6人 2LDKで暮らしています!

五十住和樹 (2019年1月27日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる

家族のこと話そう

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家族との日々について語る滝藤賢一さん(五十嵐文人撮影)

芸能人っぽくない? 4枚の布団に6人で雑魚寝

 小3男児(9つ)、小2男児(7つ)、幼稚園年長男児(6つ)、年少女児(4つ)の4人の子どもと妻(38)。2LDKの部屋で暮らしています。芸能人っぽくないでしょ。僕は特別に裕福な暮らしをさせたいわけでもないんです。真っ暗になるまで公園で遊び、リビングで勉強。布団を4枚敷いて6人で重なるように寝ています。こういう生活がとても大事だと思っているので、できるだけ続けたい。

 仕事が終わると家に直行し、子どもをお風呂に入れ、家族で食事をし、歯みがきをする。寝る準備までしたら借りてきた映画を見る。今は「ハリー・ポッター」かな。子どもは今しかかまってくれませんから。なるべく早く帰って家族との時間を大切にしたい。家族と仕事以外に興味がないということもありますが。

バランスがよい妻の食事 「いらない」にはカミナリ

 妻は仲代達矢さん主宰の俳優養成所「無名塾」の後輩で、栄養士の資格があります。毎日バランスのよい食事を出してくれます。仕事に穴をあけられないので病気が一番怖い。食べることには気を付けています。青菜炒めとか鯛(たい)飯とか、おいしいですよ。子どもたちは好き嫌いがありますが、ママが一生懸命作ったものを「これいらない」なんて言った日にはカミナリを落とします。

 僕はしかりますよ。例えば人を待たせてしまう時とか。反抗期もあるので、しかり方は難しいです。試行錯誤を重ねて言い続けなければならない。子育ては勉強。こっちが子どもに育てられますよ。

習いごとは弱いチームを勧めるのが「僕流」

 昨年は夏休みもなくて、家族でどこにも行けなかった。父親らしいことをできなくて。「父親との思い出が何もない」と言われるのが一番きついかも。だから、3人の息子が通っているキックボクシングのキッズクラスに参加して一緒にやってます。できるだけ同じ時間を共有したい。

 毎回ほろっときてしまうのは父親参観の「パパありがとう」。子どもが幼稚園でプレゼントを作って、ありがとうと言って父親に渡す。お決まりですけど、あれは泣けますね。4人経験してますが、毎回ぼろ泣きです。4人とも性格はまったく違うので、同じことでほめられるのはお互い嫌みたいですね。それぞれ違うことを頑張っていますよ。好きなことをやってくれればいいですが、弱いチームに入るよう勧めるのが僕流ですね。

子が巣立ったら 夫婦で海外旅行したい

 「パパは何があってもママの味方」と言っています。子どもたちはいずれ自分の家庭を持ちますから。無事、子どもが巣立ったら妻と2人でいろんな所へ海外旅行するのが夢。今、そのために2人で英会話を習い始めました。

たきとう・けんいち 

 1976年、名古屋市生まれ。映画「クライマーズ・ハイ」やTBSドラマ「半沢直樹」、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」などで実力派俳優として活躍。TBSドラマ「日曜劇場 グッドワイフ」に出演中。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2019年1月27日

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