窪塚洋介さんの”離婚後の子育て”に反響「そんな選択肢もあるのか」

(2021年3月2日付 東京新聞朝刊)
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離婚後も息子をともに育てるため、前妻と親同士としての関係を築いたと話す窪塚洋介さん

今の妻と、前妻と…3人が前向きに

 離婚・再婚後の家族の在り方について、俳優の窪塚洋介さんにインタビューした記事を先月半ばに公開しました。

 現在17歳の息子さんが小学4年の時に離婚。再婚後、前妻と今の妻と3人で子育てをしてきた窪塚さんの歩みに、「そんな選択肢もあるのかと視野が広がった」「離婚を控えており、とても参考になった」という反響がありました。


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 取材で印象的だったのは「バーカウンターの法則」という言葉です。「向かい合うとモメるから、離婚後はバーで2人並んで座るように、子どもを前にして同じ方向を見るようにしてきた。そうすることで前向きに話ができた」という窪塚さんの姿勢に、「理想的な共同養育(離婚後も両親が子育てに関わること)の実践だ」というコメントも届きました。

 もちろん、離婚するほどの夫婦が親として協力し合うのは、簡単ではありません。背景にドメスティックバイオレンス(DV)があるケースなど、面会交流がリスクになる場合は慎重さが必要ですが、共同養育を支援する動きも出てきています。

 共同養育の支援に取り組む40代の女性は、自身が離婚経験者で、元夫と子どもを会わせることに後ろ向きでした。夜中に泣くなど情緒不安定になった子を見て、「私が子どもを苦しめているのでは?」と感じ、元夫に連絡したことが、夫婦ではなく、親としての関係を築き直すきっかけになったそうです。取材を深め、記事で紹介したいと考えています。 

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