ニュースキャスターの仕事に挑戦 MXテレビのスタジオで本番さながら
小野沢健太 (2022年8月1日付 東京新聞朝刊)
子どもたちがニュースキャスターの仕事を体験するイベントが31日、東京都千代田区麹町の東京MXテレビであった。小学1年から中学1年までの児童生徒8人が、実際の番組収録で使うスタジオでニュースを伝えた。
発声などアナウンサーからアドバイス
都内のスピーチ教室に通う子どもたちが参加。同社アナウンサーの森田美礼さんから発声練習を教わり、原稿を読むときの目線などについてアドバイスを受けた後、鳥越神社(台東区)の大祭の様子を伝えるニュース番組に挑んだ。
子どもたちは、4トンの巨大な神輿(みこし)が台車に引かれて町内を回る様子を大きな声で伝え、ニュースを読み終わると「いつか祭りに行ってみたいです」などと感想を言って締めくくった。目黒区の小学3年の藤田美織さん(8つ)は「緊張したけど、丁寧に教えてもらってうまく読むことができた」とうれしそうだった。