コロナで学級閉鎖が増加 文科省が感染防止策を指示するも、現場から「それは既に対策済み」の声

小松田健一 (2022年2月8日付 東京新聞朝刊)
【Q&A】新型コロナウイルスの感染が10代以下で増え、学級閉鎖も増えていることから、文部科学省は学校における感染防止強化策をまとめ、都道府県教育委員会などに事務連絡を出した。 

学級閉鎖はどれくらいある。

文科省によると、1月26日時点で、公立幼稚園、小中高校、特別支援学校のうち3.1%が臨時休校、13.3%が学年閉鎖や学級閉鎖を行っていた。5~11歳へのワクチン接種開始は3月以降の見込みで、文科省は感染リスクの高い教育活動を控える必要があると説明する。

具体的には。

文科省はいずれの授業でも、近距離の対面方式で長時間、議論をするような授業は避けるよう要請。音楽では飛沫(ひまつ)が飛びやすいリコーダーや鍵盤ハーモニカなどの演奏や合唱、家庭科では調理実習などを控えるように求める。また、体育や部活動では、密集状態や組み合ったり接触したりする運動、他校との練習試合や合宿の自粛を求める。

効果はあるのか。

教員からは「指摘されたような対策は既に行っている」という声が上がる。文科省は休校をできる限り避け、時差登校や分散登校、オンライン授業の組み合わせで学びの機会を確保することも求めており、学校現場は感染防止と学びの両立に苦慮している。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2022年2月8日