エフエム世田谷から休校中の小中学生へ 特別番組「きっず・あっぷ・せたがや!」27日まで放送
岩岡千景 (2020年3月17日付 東京新聞朝刊)
世田谷区のコミュニティーFM放送局「エフエム世田谷」は16日、新型コロナウイルス対策で休校中の小中学生に楽しんでもらおうと、ラジオ番組「きっず・あっぷ・せたがや!」の放送を始めた。27日までの予定で、メッセージなどを募っている。
リクエスト曲の放送や悩み相談も
放送は、月曜~金曜の午前11時~11時50分ごろ。朝の番組「Bee Up! Setagaya」のパーソナリティーを日替わりで務めるHARRY(ハリー)さんや中山夏希さんらが、同番組に続いて放送を担当。子どもからリクエストされた曲を流し、寄せられたメッセージを紹介。児童書朗読などのコーナーもある。児童館のリレーリポートや悩み相談などもしていく。
16日の番組では「早く学校の友達に会いたいです」「宿題早く終わる方法教えて」などのメッセージを読み上げた。好きな本として「ふしぎ駄菓子屋銭天堂(ぜにてんどう)」(廣嶋(ひろしま)玲子作)を薦めた女子も。
エフエム世田谷の小林和紀課長は「読むことで、自宅などで過ごしているお子さんに喜んでいただければ」と話した。
応募は、(1)ラジオネームか名前(2)聞きたい歌のリクエスト(3)好きなこと、最近はまっていること(4)今、何していますか?(5)ラジオで言いたいこと、聞きたいこと-を書いて、メールか、ファクス=03(3708)0834=で、エフエム世田谷へ。
エフエム世田谷の番組は、スマートフォン向けアプリ「Listen Radio」からも聞くことができる。