かわいい!赤ちゃん9人「はじめての集合写真」 助産院が撮影、内閣府コンクールで優秀賞
寺本康弘 (2022年1月18日付 東京新聞朝刊)
内閣府の2021年度「家族の日作品コンクール」で、埼玉県八潮市の「さら助産院」が開く赤ちゃんクラスの様子を収めた写真が「地域の絆」のテーマで優秀賞に輝いた。
八潮市「さら助産院」の赤ちゃんクラス
作品のタイトルは「はじめての集合写真」。月齢2~6カ月の赤ちゃん9人が輪になって手をつないだり、かわいらしい表情をしたりしている瞬間をとらえた=上の写真。
赤ちゃんクラスはさら助産院院長で助産師の直井亜紀さん(51)が講師となり、毎週開催。母親が歌いながら赤ちゃんの体を触ったり、一緒に体を動かしたりして過ごす中で、赤ちゃんの喜ぶ表情が見られる。そんな赤ちゃんの様子を、スタッフの鈴木早織さん(41)と平田美樹さん(32)が撮影している。
あらためて感じた、日常の「幸せな瞬間」
直井さんは、受賞作品のようなほほ笑ましい光景は赤ちゃんクラスの日常と言い、「あらためて幸せな瞬間にいつも立ち会えていると感じました」と話した。
コンクールは安心して子育てできる社会の機運を高める目的で開催。全国から3429点の応募があり、「家族の絆」と「地域の絆」の2つのテーマでそれぞれ最優秀賞1点と優秀賞5点が選ばれた。受賞作品は内閣府のサイトで公開している。