参院選を前にキッザニアで模擬選挙 子どもたちが実在の6政党から選んで1票
三宅千智 (2022年7月6日付 東京新聞朝刊)
参院選の投開票を前に、子どもたちが実在の政党に1票を託す模擬選挙が5日、東京都江東区の子ども向け職業体験施設「キッザニア東京」で始まった。10日まで。
小6「有権者になったら必ず投票します」
公示日の6月22日時点で議席数上位6つの政党から模擬投票先を選ぶ。子どもたちは、政党のポスターや公約を見比べて、江東区選挙管理委員会が貸し出した実際の投票箱に票を投じた。投票結果の集計や公表はしない。
課外授業で訪れていた埼玉県皆野町立皆野小学校6年の原慎太郎さん(12)は「コロナの対策に力を入れてくれそうな政党を選んだ。6年後、有権者になったら必ず投票します」と話した。
キッザニア東京では、将来の有権者である子どもたちに選挙を身近に感じてもらおうと、2012年から国政選挙ごとに模擬選挙を実施し、今回で8回目。