幼児期に大切なのは「ワクワク」を感じること 『ふしぎはっけん!たんきゅうブック』がそのきっかけに〈PR〉

 子どもが将来、安心して社会に出ていけるように、親は「幼いころから多くの知識や技術を学ばせたい」と思うもの。いっぽうで、幼児期は子どもが子どもらしく健やかに成長することを大事にしたい…。そのバランスをどう取っていけばいいのでしょうか。幼児教育の専門家でお茶の水女子大学特任教授の宮里暁美さんにお聞きしました。
提供/文理

宮里暁美(みやさと・あけみ)さん

 お茶の水女子大学特任教授。1955年生まれ。公立幼稚園教諭を経て2007年に同大学附属幼稚園副園長。文京区立お茶の水女子大学こども園前園長。2男1女の母。東京新聞・東京すくすくで毎月第3火曜日に「宮里暁美の子育て相談」を連載中。

幼児期に「主体性」を育むものは?

 幼児期の学びにおいて、大切なことはなんでしょう? 私は「自らが感じたり行動したりする主体性」だと思います。

 子どもたちの主体性を育むのは、ワクワクする環境です。自然の中はもちろん、家の中や、近所の散歩中にもワクワクの種はあちこちにあります。「これは何?」「どうなっているの?」とじっと見て、触れて、感じて、気付く。学びと遊びの境界線が無い状況で、好奇心や探究心はゆっくりと育まれていくのです。

 私という存在は唯一無二です。自分が感じ、考え、何かを作り出したという経験によって、私の「根っこ」ができあがっていきます。

 「もっと良くなりたい」「いい成績を取りたい」といった気持ちは、子どもたちを成長させてくれます。同時に「これが好き」「これが私らしい」という思いが育っていくと、自分を他人と比較して揺れたりせず、自分としてあり続けられる。これらは、小学校に入ってからの学びの素地となるとともに、長い人生を幸せに生きる土台となるでしょう。

“ワクワク”との出会いが詰まった本

 「『知る』ことは、『感じる』ことの半分も重要ではない(※)」。この『センス・オブ・ワンダー』の著者であるレイチェル・カーソンの言葉が私の心にずっとあります。子どもの先を生きている大人はつい知識を伝えがちですが、子ども自身が「感じる」ことが大事。子どもたちは日常生活で、いろいろなことに出会い、さまざまなことを感じているのです。

※引用:レイチェル・カーソン著、上遠恵子訳『センス・オブ・ワンダー』(新潮文庫刊)

 私が総監修した『ふしぎはっけん!たんきゅうブック』では、そういったワクワクとの「であい」からスタートします。表現や学びに向かう入り口となる、多様で楽しい出会いが詰まっています。例えば、かがく編の「おと」のテーマでは、目を閉じて音を聞くことを呼びかけ、好きな音や気になる音について問いかけることから始まります。

 自ら興味を持ち、学びを深めていく「非認知能力」や「STEAM教育」が、今、注目されています。『ふしぎはっけん!たんきゅうブック』は、時代が求める子どもたちの育ちを応援したいという思いから生まれました。探究するおもしろさに、ゆっくりと出会ってほしいです。

大人も一緒に楽しみ、よき応援団に

 子どもたちは、大人が考えもつかないようなことに興味を持ち、やりたがったりします。それは、好奇心が発揮され、探究心が育っていくチャンス。大人も乗っかって、一緒に「感じる」ことを楽しんでみてください。

 子どもが不思議がることはそのまま受け止め、見守り、応援する。「すごいね」「また、おもしろいことを見つけたら教えてね」と声をかけることで、子どもたちは安心して発見と創造の冒険を続けられます。その応援の手助けとなるように『保護者向けのガイドブック』も付けました。

 親御さんはもちろん、祖父母の方も、『ふしぎはっけん!たんきゅうブック』を手に、一緒にワクワク・ドキドキの冒険に出てみてください。

【関連リンク】ふしぎはっけん!たんきゅうブックの詳細はこちらをご覧ください