〈23区の新年度予算案から〉台東区 学童の待機児童解消へ「こどもクラブ」誘致 給食無償化は継続

浜崎陽介 (2023年2月11日付 東京新聞朝刊)
〈2023年度予算案〉台東区は、民設の学童保育「こどもクラブ」を誘致し、待機児童の解消に努める。区内では昨年4月現在で学童保育の待機児童が139人と過去最多になった。蔵前小学校や周辺校区の3カ所で施設整備や運営を補助し6月以降、順次、開設する。

浅草橋こどもクラブは80人拡大

 区営の学童保育「浅草橋こどもクラブ」は旧柳北小の一部を改修し、2024年度から定員を最大80人拡大する。学校でスポーツや文化体験ができる「放課後子供教室」の実施校には、4月から新たに平成小と根岸小が加わる。計2億2600万円を計上した。

 「給食食材等緊急支援」として1月に始めた区立小中学校の給食費の実質無償化を継続する。

 上野公園にある下町風俗資料館のリニューアルに5億6900万円を盛った。下町の歴史を学べる展示を充実させ、車いすや乳幼児連れの来館者が利用しやすいように改修する。4月に休館し7月、工事に着手。25年3月のリニューアルオープンを目指す。

 区長選を控えて骨格予算であることを理由に服部征夫区長は記者会見しなかった。一方で福祉施設整備費などが予算を押し上げ、一般会計は過去最大となった。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2023年2月11日