コロナ禍で子どもの体力が低下 小5と高2の男子は「過去最低」 都がテスト結果を公表

鈴鹿雄大 (2023年2月17日付 東京新聞朝刊)

 都内の公立小中学生、高校生を対象にした体力テストで、小学校と高校の男子の点数が過去最低を記録した。16日の東京都教育委員会で報告された。新型コロナウイルス下での運動不足により、近年の体力低下傾向に拍車がかかった結果となった。

いずれの学年・性別でもコロナ禍前を下回る

 体力テストは、2011年から全ての児童生徒を対象に行う運動能力や生活・運動習慣などの調査の一環。握力や上体起こしなどの実技8種目の結果を点数化している。都教育庁はこの日、小学5年と中学2年、高校2年の男女の平均点を公表した。

 いずれの学年、性別でも体力合計点は新型コロナ禍前の2019年を下回った。特に小学5年男子の53.1点、高校2年男子の51.2点は過去最低。減少幅は中学2年女子が大きく、2019年より2.7点減の46.9点だった。

 運動習慣についての調査では、1日平均60分以上、体を動かす子どもの割合も男女ともに減少。特に小学5年女子は27.7%で、2019年からほぼ半減した。

 都教委は新型コロナ禍による休校、外出の減少で運動する習慣がなくなったり、定着しづらくなったりしていると分析。全学年の調査結果は24日、都教委ホームページで公開する。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2023年2月17日