小学生が考えたオリジナル自由帳、立川市の新1年生にプレゼント ぬり絵のページも

岡本太 (2024年3月7日付 東京新聞朝刊)

子どもたちのデザインで作られた自由帳

 新入生へのプレゼントとして、立川市の小学4~6年生9人がデザインのアイデアを出したオリジナルの自由帳が完成した。今春、立川市教育委員会を通じて、市内の公立小学校に入学する新1年生約1300人に贈られる。

地元企業と一緒に「仕事体験」 

 立川市では地元企業の立飛ホールディングスが2018年以降、新入生に毎年自由帳を贈呈している。これまでは同社の社員が自由帳のデザインを考えていたが、今年は「仕事体験」の一環として、小学生9人も参加した。

 子どもたちは昨年8月、立川市で開かれたワークショップに参加し、社員とともにデザインを検討。グループごとに自由帳のイメージや新1年生が喜びそうな絵を話し合いながら、デザイン案を固めた。

新1年生に贈る自由帳のデザインを話し合う児童ら=立川市で(立飛ホールディングス提供)

「笑顔で学校生活を楽しんでね」

 完成した自由帳は、表紙には子どもが同社のキャラクターと一緒におにぎりを食べるシーンが描かれ、裏表紙は夜空を彩る花火と飛行機のデザインに仕上げられた。新入生が楽しめるようにと、ぬり絵のページのデザインも子どもたちが手がけた。

 2月下旬、参加児童の代表3人が市役所を訪れ、完成した自由帳を市教育長に手渡した。6年生の河島一心さんは「新1年生がこの自由帳を使って、少しでも笑顔で学校生活を楽しめたらうれしい」と話した。