さあ保育園見学…の前に知っておきたい、申し込みや当日のマナー
申し込みはいつ? 園への電話NG時間は?
まずは見学申し込みの連絡をしましょう。中にはホームページ上で申し込める園もありますが、電話申し込みの園が大半です。園への連絡は、朝夕の時間帯を避けましょう。園児の登園・降園や保護者の電話連絡への対応で、午前9時半ごろまでと午後4時以降は忙しい園が多いからです。
東京都葛飾区の私立認可保育園「葛飾学園」の山口千晴園長は「『明日見学したい』と言われても職員のやりくりが難しいこともあります。最低でも3日前に申し込んでもらえると助かります。お子さんの体調などで来られなくなった場合は、当日でもいいので、キャンセルの連絡をお願いしたい」と話しています。
見学する曜日と時間帯、おすすめは?
見学に適した曜日や時間はあるのでしょうか。山口園長は「土曜は園児が少なく普段とは雰囲気が違うので、できれば平日に見学に来てもらうのがよいと思います」とアドバイスします。
見学時間は、園児の活動のメーンの時間帯にあたる、午前中からお昼ご飯にかけての時間帯がおすすめです。午前10時ごろからお散歩や工作活動が始まり、ゼロ歳児は早い園では11時を過ぎると食事の時間が始まります。正午~午後3時のお昼寝前後の見学は、園によって受け入れ態勢が異なるので相談してみましょう。
見学中に気になることが。保育士に聞くのはOK?
見学時は園長、副園長、主任保育士が案内を担当することが多いようです。山口園長は「中には、子どもと活動中の保育士に直接声をかける保護者がいます。案内者以外の保育士への質問は、保育に支障があるので避けてください」と注意を促します。
見学中に聞きたいことが出てきた場合は、園内を見学後、別室などで落ち着いて話せる場面で質問するようにしましょう。「おむつは紙か布か、処理はどうしてるか」など、詳しく聞きたいことがある場合も同様です。
複数の保護者で見学する場合は、活動している園児の気が散らないよう、おしゃべりは慎みましょう。事情のある家庭の子もいるため、写真や動画撮影は控えるようにしましょう。
ポイントのまとめ
・見学に行けなくなった場合はキャンセルの連絡をする
・保育中の保育士への質問は控える
・見学中のおしゃべり、写真・動画撮影は慎む
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見学の場でチェックすべきことについては、こちらの記事「保育園選びの基本のキ!これだけは押さえたい14のチェックポイント」にまとめてあります。