校庭に金属製の釘2万8000本が埋まっていた 江戸川区の小中学校と幼稚園

加藤健太 (2023年10月28日付 東京新聞朝刊)
 江戸川区は10月27日、区立小中学校の校庭と幼稚園の園庭から、地中に埋められたままの金属製の釘(くぎ)が計2万8434本見つかったと発表した。

(校庭のイメージ写真)

今後は使わないよう徹底

 江戸川区によると、改築工事中や人工芝などの学校を除く全校で、6~9月に金属探知機を使って点検した。小学校57校で2万2055本、中学校29校で6217本、幼稚園1園で162本が見つかった。

 江戸川区は今後、金属製の釘を使わないよう徹底し、運動会前などに目視で点検する。杉並区の小学校で4月、校庭に放置されていた釘で児童が大けがを負った問題を受けて調べていた。