小2のうーちゃんが少年野球の体験会で快挙! 感無量です〈古泉智浩さんの子育て日記〉37

(2022年10月21日付 東京新聞朝刊)

地元の少年野球チームの体験会に参加したうーちゃん(手前)

小1の時は「3年生になったら」

 小学2年の養子・うーちゃんは野球が好きで、前はよく僕と裏の駐車場でキャッチボールをしたのですが、最近は誘っても応じてくれません。放課後に学校のお友達と一緒にしているようです。

 地元の少年野球チームの体験会に、小1の時に何度か行ったものの、「3年生になったら入る」と言ったきり足が遠のいていました。ところが、うーちゃんがキャッチボールをしている様子を見たチームの監督さんが、体験会に来るように誘ってくれました。

 体験会では大人のコーチが4人がかりで面倒を見てくれました。その日は下級生のイベントがあって、4年生から6年生までしかいませんでした。最初はキャッチボール。うーちゃんは普段お友達とやっているので、コーチが下手投げで投げるやさしい球は難なくキャッチでき、返球は遠慮のない鋭い速球です。

 次に「ストラックアウト」という、ストライクゾーンを9マスに分割して1カ所ずつ抜いていくピッチングゲームをしました。初めは近い距離からでした。すると驚いたことに9枚全てを抜いてパーフェクトを決めたのです。コーチの皆さんも「今まで誰も成功していない」と驚いていました。続いて離れた距離からやったら6枚まででした。それでも大したものです。

日々の野球遊びの成果が実った

 バッティングマシンでは、ホームベースに近づき過ぎて球が胸に当たってしまいました。泣くのではないかと思ったら、ぐっとこらえていました。マシンはやめてトスバッティングにしました。うーちゃんはがりがりで体が小さいせいかパワーが足りず、なかなか飛距離を出すことができません。もっとたくさんご飯を食べてほしいです。

 ノックはコーチがやさしい打ち方をしてくれたこともあり、捕球も返球も上手にできました。「サバイバルノック」という失敗したら1人ずつ抜けていくゲームにも、4年生にまざって参加しました。すると驚いたことに最後の2人に残りました。

 僕みたいなド素人とやるより、ありとあらゆる面で上手なコーチとやった方がうーちゃんも楽しそうです。最終的にコーチから「合格」と言っていただきました。毎日のように足を砂だらけにして野球遊びをしていた成果が実ったようで、まさに感無量。喜びをかみしめました。このままチームに入会して辞めずに続けてほしいし、ずっと野球を好きでいてほしいです。 (漫画家)