品川区がひとり親支援「しあわせ食卓事業」500世帯に食品発送 ローソンと青稜中高生が協力

奥村圭吾 (2023年8月15日付 東京新聞朝刊に一部加筆)

段ボール箱に食品や日用品を詰める生徒ら=品川区の青稜中学・高校で(品川区提供)

 東京都品川区は、ひとり親家庭を支援しようと、ローソン(本社・品川区)から提供を受けた食品などを「ひとり親医療証」を持つ区内約500世帯に発送した。持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向け、社会貢献活動に取り組む青稜中学・高校(品川区二葉)のSDGs部員が、初めてこん包作業を手伝った。

「多くの家庭に必要」生徒たちが実感

 食品配送は、フードロスをなくし、ひとり親家庭を支援する品川区の「しあわせ食卓事業」の一環で今回が5回目。一昨年7月に区とローソンが「子どもの食の支援に関する合意書」を結び、年2回程度行っている。

 こん包作業は今月7、8日に青稜中学・高校の教室で行われ、SDGs部の男女16人が段ボール箱にレトルト食品やお菓子、アルファ米、マスクなどを丁寧に詰めた。生徒らは「多くの家庭が配送を必要としている現実を学び、少しでも力になれればと感じた」「夏休みで給食がなくなり、困っている人を少しでも助けられたら」などと感想を話した。

 品川区子育て応援課の担当者は「配送が必要な家庭は、ぜひ事業に登録していただきたい」と呼び掛けている。登録についての問い合わせは、品川区子育て応援課 家庭支援係=電話03(5742)6385=で受け付けている。