桶川市の給食費半額補助、市外の私立校に通う生徒も対象に
藤原哲也 (2023年9月9日付 東京新聞朝刊)
埼玉県桶川市は、2学期から実施する市内小中学校の給食費の半額補助の対象を、市外の私立校などに通う児童生徒の保護者にも拡大すると発表した。開会中の市議会9月定例会で関連の補正予算案が可決された。
対象は約180人 郵送で通知
桶川市は食料品などの物価高騰を受けて、来年3月までの小中学生約5200人分の給食費の半額補助(予算額7863万円)を6月補正予算で決めていた。
今回の拡大で対象となるのは約180人で、市内の学校に通いながら、食物アレルギーなどの理由で給食を食べていない子どもの保護者も含まれる。
追加予算額は228万円。補助額はいずれも給食費の半額相当で小学生が2000円、中学生が2275円を上限に支給する。
支給には申請が必要で、対象世帯には郵送で案内する。受け付け開始は来年3月ごろを予定。受け付け後にまとめて支給する。