子どもの生きづらさについて考えませんか 「かわさきチャイルドライン」が2月~3月に連続講座

小田克也 (2024年2月3日付 東京新聞朝刊)
 18歳までの子どもがかけられる電話「かわさきチャイルドライン」(事務局・川崎市多摩区)が今月から3月にかけて、川崎市内で講座を開く。子どもの生きづらさに関心のある人や、子どもとの話で受け手となるボランティアを目指す人など誰でも参加できる。

いじめや不登校などがテーマ

 かわさきチャイルドライン=フリーダイヤル0120(99)7777=は、誰かと話したいとき、つながりたいときにかけられる。話の中身は問わない。かわさきチャイルドラインは、川崎市が2000年に子どもの権利条例を制定したことを踏まえて始まった。

 講座は「いじめから子どもの心と命を守るために」「自らを追い詰める子どもたち~不登校・ひきこもり・自殺を考える~」などのテーマで、子どもがいる現場で働く人らが講師を務める。

 講座は2月18日、25日、3月3日、10日、17日に行う。会場は10日が中原市民館(中原区)、それ以外の日は教育文化会館(川崎区)。各日2コマずつ、計10回。募集は30人で先着順。問い合わせや申し込みは、かわさきチャイルドライン事務局=電話080(6756)7763=で受け付けている。