古河市に移住しませんか?「トリセツ」で住みやすさPR 中学生以下は医療費かかりません
出来田敬司 (2021年7月4日付 東京新聞朝刊)
茨城県古河市は、移住希望者向けのPR冊子「古河noトリセツ(取扱説明書)」を発行した。イラストをふんだんに取り入れたポップなデザインで子育て世代にアピールしている。
新宿まで59分、住宅価格は都内の3分の1
B5判で24ページ。発行部数は1万部。地元の魅力を写真で発信する市民グループ「こがキラフォトクラブ」やイラストレーターが制作に協力した。
前半は、東京・新宿まで最短59分という通勤時間や、都内の3分の1以下で購入できる住宅価格、中学生以下の医療費が無料という市の助成制度などに触れ、市内に住むメリットを説いている。
フルカワじゃない 方言やあるあるネタも
後半では、カフェや菓子店の紹介のほか、「だいじ?(大丈夫?)」「手ばたき(拍手)」などの方言、「フルカワではなくコガ」「都会への順応は埼玉で肩ならし」など「古河あるある」ネタを盛り込んだ。
古河市シティプロモーション課の山田照代さんは「市勢要覧など硬めのものではなく、より親しめるものをと思い編集した。市内の人も楽しんでもらえれば」と話している。
市役所総和、古河、三和の各庁舎のほか、JR古河駅内の市観光案内所などで配布している。古河市のホームページからもダウンロードできる。