〈えほん〉「きゅうきゅうばこの絵本」編・著 WILL こども知育研究所 絵・川原瑞丸 監修責任・坂本昌彦
長壁綾子 (2023年10月18日付 東京新聞朝刊)
ケガをしたら、どうすればいいのだろう? 走って転んだり、手にとげが刺さったり、やけどをしたり…。子どもたちの日常生活にケガはつきもの。各分野の専門医が監修した分かりやすい絵本で、基本的な手当ての方法や予防のポイントを親子で学べる。
「カッターでゆびをきった」「ドアにゆびをはさんだ」など21のケースを紹介。軽い擦り傷は水で洗って消毒はしない。鼻血が出たら鼻をつまんで血を止め、ティッシュは詰めないなど、実践的でためになる一冊。
1870円。金の星社=電話03(3861)1861。