プリキュア20周年 歴代の77人が9月24日、横浜でパレード ショーやライブビューイングも
神谷円香 (2023年8月22日付 東京新聞朝刊)
女の子らが戦士に変身する人気アニメ「プリキュア」シリーズが放送開始から20周年を迎えるのを記念し、映画の舞台にもなった横浜市で9月24日、歴代の全プリキュア77人のパレードが行われる。市中心部を3ルートに分かれて練り歩き、関内ホール(中区)に集結してショーも披露する。
9月15日公開の映画に横浜が登場
プリキュアシリーズは2004年にテレビ放送が開始。シリーズごとに主人公が異なり、それぞれ違うプリキュアに変身する。市は12年公開の映画の舞台となり、9月15日公開の20周年記念映画にも登場するという。
横浜でプリキュア全員がパレードするのは18年以来。シリーズの初代プロデューサーを務めた東映アニメーションの鷲尾天(たかし)執行役員エグゼクティブプロデューサーは市役所で会見し「アニメは子どもたちにファンタジーを見せる。リアルとファンタジーが組み合わさったモデルにすべき街は、私にとって横浜だった」と話した。
今冬に全プリキュア展やライブも
パレードは観覧自由の予定で、日本丸メモリアルパークは午前11時~同11時半、日本大通りは正午~午後零時半、横浜中華街は午後1時~同1時半。それぞれプリキュアが25~26人ずつ登場する。
関内ホールで開かれるショーは、近くローソンチケットで先行抽選受け付けが始まる有料チケット(一般1800円、座席が必要な13歳未満の子ども1000円)が必要だが、市は市内在住の未就学児と保護者らを対象に、市役所議会棟3階多目的室で無料の親子限定ライブビューイングを実施。今月28日から9月6日までインターネットの「市電子申請・届出(とどけで)システム」で申し込みを受け付け、抽選で各回200人が参加できる。
市内ではほかにも、この冬にパシフィコ横浜(西区)で全プリキュア展、来年1月に横浜アリーナ(港北区)で記念ライブが開催される。