川崎市川崎区が小4~6年生向けバスツアー 臨海部の企業知って自由研究に活用を 7月19日まで申し込み
北條香子 (2024年7月9日付 東京新聞朝刊)
川崎市川崎区は夏休みに合わせ、市役所新本庁舎や臨海部の企業を巡る小学生向けバスツアーを開く。担当者は「企業が集積する川崎区の特性を知る機会になる。自由研究にも活用して」と応募を呼び掛けている。
8月6日開催の「産業コース」はJERA川崎火力発電所で液化天然ガス(LNG)による火力発電システムを、レゾナック川崎事業所でプラスチックごみのリサイクル過程を学ぶ。同月8日の「環境コース」はNPO法人「川崎市民石けんプラント」でリサイクル石けんの製造を、クレハ環境で産業廃棄物の焼却処理時の熱を利用した発電などを見学する。
いずれのコースも午後0時15分~5時15分ごろを予定し、最初に本庁舎の展望フロアや議場、復元棟の見学がある。対象は区民か区内に通学する小学4~6年生で、児童1人につき保護者1人の同伴が必要。募集は各コース22組44人だが、既に定員を超える応募があり抽選を予定。
区ウェブサイトの応募フォームから7月19日までに申し込みが必要。保険料として1人300円。詳しくは川崎市公式ウェブサイトの川崎区のページで案内している。問い合わせは区地域振興課=電044(201)3136=へ。