マイノリティーに優しい「ユニバーサルデザインの空想バス」が反響 ぜひあなたもアイデアを!
MIRACLE TWINS 南家真紀子さん発案
月1回お届けしている「MIRACLE TWINS」。南家真紀子さんが毎回、双子育児のエピソードを絵とコラムで伝えています。
4月の「ユニバーサルデザインの空想バスを描きました」は、南家さんが「あったらいいな」と考える理想のバスを描いた特別編!迫力たっぷりのバスに細部までアイデアが盛り込まれていて、見飽きません。
SNSでは「双子ベビーカーだけでなく、いろんな人に使いやすい! これからの時代に絶対必要!」「ローカル鉄道にも欲しい。学生が自分の自転車を積んで通学できる」などと、共感の声があがっています。「台湾で走っているバスはほぼこのデザイン要素を満たしていた」「跳ね上げ式の椅子。ロンドンバスもこのタイプ」など海外での事例を紹介するコメントも。
中には「めったに乗ってこない車椅子やベビーカーのために座席を減らすのか」という意見もありました。南家さんは「めったに乗ってこないのではなく、乗るのが困難なデザインやバス運行のシステムの構造が、マイノリティーを排除してしまっているのだと思います。見えない=居ない、と思考停止せず、必要な人に届く改善をしたい」と応じていて、大切な視点だと感じました。
今回の作品は、双子を連れた移動の難しさに対し、南家さんが温めてきた「ポジティブな解決策」です。デザインの力で社会の意識を変えたい、という提案に皆さんの意見も寄せてください。子どもの皆さんもぜひ! 議論が深まり「空想バス」が実際に走る日が待ち遠しいです。
コメント