小学校教員の”過酷すぎる働き方”に学校内外から反響「先生の心身の健康を守るべき」
社会課題となっている学校の先生の過酷な働き方。5月にすくすくで発信した関連記事2本にも、読者からの反響がありました。
「教員に残業代が出ないのはおかしい! 先生を目指す学生たちが訴訟を支援」の記事では、未払い賃金などを求める埼玉県の小学校教員の訴訟を支援する若い世代の思いを伝えました。
「教員はどうしても目の前の生徒たちに迷惑をかけてはいけない、自分が頑張ることでメリットがあるなら、と自分の体調や生活を省みず無理をしてしまうことがある」。当事者として記事を読んだ人からは「他の立場から『おかしい』と指摘して客観的に考えていただけるのはありがたい」との声が届きました。
一方、「先生方が団結して労働条件を改善すべきだ。デモとかストとか交渉が少なすぎる」との指摘も。「公立学校の先生は労組や署名などを通して自分たちの心身の健康を守るべきだ。生徒は先生の状態を敏感に感じ取ると思います」という意見もありました。
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声をあげる先生たちもいます。文部科学省のツイッター企画「#教師のバトン」に教員の悲痛な声があふれる現状を伝えた「小学校の先生『もう限界』コロナ&タブレット対応で多忙に拍車」の記事にも、「早くシステムエンジニアを学校に置いて」「機器やアプリの設定に手間、時間がかかるのはよくわかります」と共感が寄せられました。
社会の土台をつくる公教育に無関係な人はいません。教員が余裕を持って、子どもたちと学んだり遊んだりできるよう学校の外からも変化を求め続ける必要があると思います。
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