自由研究に使える!「すごすぎる天気の図鑑展-雲のはなし」角川武蔵野ミュージアムで リポーター体験も

中里宏 (2022年8月10日付 東京新聞朝刊)

お天気中継がテレビモニターで合成される体験コーナーもある=埼玉県所沢市で

 雲のメカニズムや気象の不思議をわかりやすく解説した雲研究者・荒木健太郎さんのベストセラーの世界を体験できる「すごすぎる天気の図鑑展-雲のはなし」が、埼玉県所沢市のところざわクサラタウン「角川武蔵野ミュージアム」で開かれている。展示は雲をテーマにしており、デジタル映像技術を駆使した雲の観察体験や、天気リポーターの中継体験などもあり、夏休みの親子連れでにぎわっている。9月25日まで。

荒木健太郎さんの「自由研究ガイド」も

 「すごすぎる天気の図鑑」(KADOKAWA)は、シリーズ2作で34万部を突破。子どもから大人まで幅広い層に人気となっている。

 展示では雲の種類や豪雨をもたらす積乱雲の仕組みなどを大型パネルで解説。荒木さんが制作した冊子「雲の自由研究ガイド」(カラー16ページ)ももらえる。

 今月20日午後1時からは、気象予報士の津田紗矢佳さんによる夏休み特別講座「夏の雲と仲良くなろう」が、ところざわサクラタウン・ジャパンパビリオンホールBで開かれる。ホールの大画面を使った迫力ある映像で、雲の観察のコツなどを解説する。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2022年8月6日