葛飾・京成立石駅の中に「プラレール駅」開業 夏休みのスタンプラリーも
井上幸一 (2019年7月20日付 東京新聞朝刊)
京成電鉄(本社・千葉県市川市)、玩具メーカーのタカラトミー(同・東京都葛飾区)、葛飾区は、京成電鉄創立110周年、タカラトミーの「プラレール」誕生60周年を記念して、区内の京成立石駅にプラレールの世界観を表現した。8月までの夏休み期間中、区内の商店街と連携したスタンプラリーなど特別企画を展開している。
構内アナウンスは「てっちゃん」の声で
京成立石駅は、タカラトミー本社の最寄り駅。今月中旬、駅の改札外に、プラレールのデザインを取り入れたフォトスポットの「けいせいたていし プラレール駅」を設けた。また、駅の列車接近メロディーは、プラレールの公式ソングに、構内アナウンスの一部はプラレールのキャラクター「てっちゃん」の声に変更。こうした試みは、1年ほど継続する予定という。
スタンプラリーは、区内の2駅(京成立石、京成高砂)を含む京成線の5駅と、区内の8地域の商店街とが連携して8月31日まで実施している。駅のスタンプを集めて商店街で買い物をすると、オリジナルの記念カードなどをプレゼント。さらに抽選でプラレールなどが当たる。
8月25日にはプラレールで遊べるイベント
このほか、プラレールの青いレールを実寸大で再現した記念乗車券も発売(750円、限定2000部)。8月25日にはプラレールで遊べるイベントを京成立石駅周辺で催す。
京成電鉄の広報担当者は「鉄道という共通のテーマで幅広い世代の人が一緒に楽しみ、区の魅力にも触れてほしい」と話している。
問い合わせは、京成お客様ダイヤル=電話0570(081)160=へ。