チョコレート風呂、今年もやってます! 箱根小涌園が豊上製菓とコラボ、4月3日まで

西岡聖雄 (2022年1月13日付 東京新聞朝刊)

チョコ風呂を楽しむ親子=神奈川県箱根町で

 バレンタインデーが近づく中、神奈川県箱根町の日帰り温泉「箱根小涌園ユネッサン」は、水着エリアで、この時季恒例の「チョコレート風呂」を始めた。

地元特産果実「湘南ゴールドの湯」も

 今年はチョコレート菓子「チョコにおぼれてみたくて」(豊上製菓)とコラボレーションし、写真映えする商品のキャラクター「ちよ子&柿の種ぞう」で周囲を装飾した。4月3日まで。

 家族4人で訪れた横須賀市のイラストレーター新田美佳さん(41)は「チョコ風呂は初めてで、異次元の喜び」と話し、小学1年の長男樹(いつき)君(7つ)は「お風呂もチョコも大好き」とチョコレートソースを顔につけて喜んでいた。

 森の湯エリアでは「湘南ゴールドの湯」を3月末まで実施中。JAかながわ西湘と協力し、食品ロスを減らすため傷や色むらで流通しない地元特産果実を湯に浮かべる。皮の精油成分は血行促進や美肌効果を、湯気にはアロマ効果を期待できるという。

 湘南ゴールドはゴールデンオレンジと温州ミカンを掛け合わせ、12年かけて2003年に誕生した。幸せを呼ぶ新感覚の黄色いオレンジとして人気が高い。

 水着エリアと森の湯を利用できるパスポート券は大人3500円、子ども1800円。県西地域の回遊を促すため、南足柄市の道の駅「足柄・金太郎のふるさと」を利用したレシート(金額制限なし)を提示すると3月末まで、大人は1800円、子どもは900円になる。問い合わせはユネッサン=電話046(82)4126=で受け付けている。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2022年1月13日