東京ディズニーシーに新エリア「アナ雪」「ラプンツェル」「ピーター・パン」の世界 6月6日オープン、ホテル2棟も
保母哲 (2024年3月7日付 東京新聞朝刊)
千葉県浦安市の東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランドは、東京ディズニーシー(TDS)に6月開業する新エリア「ファンタジースプリングス」の概要や模型を報道関係者に公開し、同エリアを紹介する複数の最新映像もYouTubeに掲載した。
ボートに乗って映画をたどる
新エリアのテーマは「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」。「フローズンキングダム」「ラプンツェルの森」「ピーターパンのネバーランド」の3区画が設けられる。それぞれディズニー映画「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」の世界を表現した。
アトラクションはボートに乗るなどして映画をたどる構成で、フローズンキングダムではアナとエルサの物語、ラプンツェルの森ではランタンフェスティバル、ピーターパンのネバーランドでは冒険などを楽しんでもらう。
2棟のホテルも新設し、デラックスタイプの「ファンタジーシャトー」(419室)とラグジュアリータイプの「グランドシャトー」(56室)。新エリアの総面積は約14万平方メートルで、投資額3200億円。
6月6日の開業まで100日となったことから、2月27日に浦安市内で催したセレモニーで発表した。高野由美子・会長兼CEOは「世界に誇れる新たなディズニーファンタジーの世界を作り上げた」と話した。