12人の絵本作家による「おうえんカレンダー」発売 放射能の影響から子どもを守る活動の支援に 国立市で原画展も
柏崎智子 (2022年11月17日付 東京新聞朝刊)
12人の絵本作家のイラストが月替わりで楽しめる「おうえんカレンダー2023」の販売が始まった。収益から福島第一原発事故による放射能の影響から子どもを守る活動を行う団体へ寄付し支援するのが目的で、事故5年後の2016年版からほぼ毎年作成されている。17~23日には東京都国立市のギャラリービブリオで原画展も開かれる。入場無料。
酒井駒子さん、出久根育さんらが参加
カレンダーは、市民活動から発展した一般社団法人「応援カレンダープロジェクト」が作家らに呼び掛けて作成し、趣旨に賛同した絵本作家が協力。2023年版は、酒井駒子さん、鈴木邦弘さん、出久根育さん、長谷川義史さんらが子どもや動物、自然などを描いた愛情深いイラストを寄せている。
カレンダーは、21センチ角で縦に開くタイプで一部1100円(税込み)。購入申し込みは、プロジェクトのホームページで受け付けている。