相次ぐ保育現場での虐待は「氷山の一角。思い切った対策が必要」 保育園を考える親の会が国に要望書

(2022年12月13日付 東京新聞朝刊)

不適切保育の防止に関する要望書を提出した「保育園を考える親の会」の渡辺寛子代表(右から2人目)ら

 静岡県裾野市や富山市の保育施設で子どもへの虐待などが相次いだことを受け「保育園を考える親の会」(東京)が12日、再発防止に向けた緊急要望書を厚生労働省などに提出した。

啓発、窓口の設置、配置基準の改善も

  • 保育士らへの啓発
  • 内部告発や保護者の訴えを受ける窓口の設置
  • 保育士の配置基準を含む制度や構造の改善

などを要望。厚労省で記者会見した同会代表の渡辺寛子さんは「報道は氷山の一角。思い切った対策が必要」と訴えた。

 会には、たたく、突き飛ばす、怒鳴る、閉じ込める、給食を無理強いする、などの不適切行為の実例が報告されているという。同会顧問の普光院亜紀さんは「子どもを従わせることを『しつけ』と考えている保育者は一定数存在する。子どもは大人と同じように人格、人権を持っている。保育士への教育・啓発、そのためのゆとりを保育現場につくってほしい」と話した。 

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2022年12月12日