大江戸線に「だるまちゃん」車両が登場 子育て応援スペースの新デザイン
砂上麻子 (2022年3月10日付 東京新聞朝刊)
都営地下鉄大江戸線の一部車両に設けられた「子育て応援スペース」に4日、人気絵本「だるまちゃん」シリーズのデザインが登場した。
かみなりちゃん、てんぐちゃんも登場
ベビーカーなどの子ども連れでも安心して鉄道を利用してもらおうと2019年に始まった子育て応援スペースは、壁に絵本やアニメのキャラクターが描かれた楽しさあふれる空間。これまでは「きかんしゃトーマスとなかまたち」(7編成)と、絵本「ぐるんぱのようちえん」(2編成)で飾った車両があった。
だるまちゃんシリーズは絵本作家かこさとしさんの代表作。主人公のだるまちゃんとともだちの愉快なエピソードが幅広い世代に愛されている。車両の3号車に「だるまちゃんとかみなりちゃん」、6号車に「だるまちゃんとてんぐちゃん」を描いた。3編成が順次、運行する。また「ぐるんぱのようちえん」の車両も24日から、1編成を追加する。
子育て応援スペースは、お年寄りや車いす利用者など必要のある人は誰でも使える。設置車両の運行情報は、東京都交通局のサイトで確認できる。