絵本作家かこさとしさんと川崎市幸区のつながり 区役所で展示会、パンも販売します

中山洋子 (2022年3月10日付 東京新聞朝刊)

川崎市幸区に約20年暮らした絵本作家のかこさとしさん(2014年撮影)

 2018年に92歳で亡くなった絵本作家かこさとしさんと、川崎市幸区のつながりを紹介する展示会「かこさとしさんとさいわいく」が3月11日から幸区役所で始まる。区制50年を記念した催しで、26日まで。

絵本100冊以上が自由に読めます

 かこさんは会社員だった1950年代に幸区の古市場地区に転居。労働者が多く住む地域で、住民の生活向上を支援するセツルメント活動に取り組んだ。同展では、かこさんが地域の子どもたちに絵本の読み聞かせや創作指導をした活動内容を、当時の子どもたちが描いた絵などとともに紹介。かこさんの絵本100冊以上をその場で自由に読めるコーナーも設ける。

 自由な発想のパンがたくさん登場するかこさんの絵本「からすのパンやさん」にちなみ、幸区内の障害者就労支援施設「セルプきたかせ」の通所者らが、アイデアを練った新作パンも登場。うさぎやぞう、ひよこをかたどった3種類の新作パンを会期中の11、12、25、26日の午前11時半から販売する。

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販売されるうさぎパン(幸区提供)

 4月以降も、幸区役所で毎月第2・第4金曜日、パンの販売は続ける予定。同展を担当する幸区企画課の田辺寛隆さんは「地域のために活動した功績や、子どもたちの個性や多様性を育もうとしたかこさんの思いを知ってほしい」と来場を呼び掛けている。

 問い合わせは川崎市幸区企画課=電話044(556)6607=で受け付けている。

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