こわくなったら おおごえで！ 夏休み前に防犯意識を高めよう 神奈川県警がこども警察手帳を作製
酒井翔平 （2022年7月14日付 東京新聞朝刊）
「こども警察手帳」を紹介する県警のキャラクター・おおだこポリス＝横浜市鶴見区で
夏休みを前に、子どもたちに防犯意識を高めてもらおうと、神奈川県警は犯罪被害や交通事故に遭わないためのポイントをまとめた「こども警察手帳」を作製した。
ダウンロードして、親子で一緒に作ろう！
実際の警察手帳を基に、記章などのイラストを取り入れたペーパークラフト。「だまされてついていかない！」「こわくなったらおおごえで！」といった子ども向けの防犯標語「おおだこポリス4つのおやくそく」や、横断歩道を渡る際の注意点などが書かれたカードが入る。
横浜市鶴見区の市立豊岡小学校では6日に安全教室が開かれ、1～3年生約350人に手帳が配布された。成田玲子校長は「夏休みは外出する機会が増え、子どもがトラブルに巻き込まれやすい。自宅で保護者と一緒に作り、防犯意識を高めてほしい」と話した。
手帳のデータや作り方は神奈川県警ホームページで公開されている。