母親が何も教えてくれず…

　三重県鈴鹿市の女性（48）は、中学2年生の娘が最近まで、暑くても膝下までのロングソックスをはいていたと言う。理由は「脚の毛が気になるから」。でも、親から見ると産毛レベルで目立たない。そこで探したのが、敏感肌用の除毛クリーム。5分放置してその後スポンジで軽くこするだけで、毛を処理できる。最初は「そんなの嫌」と言っていた娘も、風呂場に置いておくと、いつの間にか使うように。「私が子どもの頃は自分の母が何も教えてくれなかった。今、娘の気持ちになって必死に考えている」と打ち明ける。

安全な処理の仕方を教えて

　名古屋市名東区の女性（43）も、2年前の夏、当時中学1年の娘に電気シェーバーを手渡した。水泳の授業が始まる前で、カミソリは上手に扱うのが難しそうと判断。「こうやって使うよ」と、娘の腕にあてて実際に使い方を教えた。「カミソリを使う場合でも、安全なものを用意して一度使い方を見せるとよいですね」

何とかしたい気持ちを大事に

　同市千種区の女性（51）は、娘が小6の時に一緒にドラッグストアに行って、安全に処理できるカミソリを買った。「産毛程度でも、体育の授業などでクラスメートの肌と比べて気にしていた」とし、「大人から見れば気にするほどではなくても、本人にしたら大きな悩み。何とかしたいという気持ちを大事にしてあげたかった」と振り返る。

時期が来たらサロン脱毛も

　小5の娘がいる愛知県豊田市の女性（43）は、将来的にはエステティックサロンでの脱毛を考えている。夫婦ともに毛深い方で、娘もいずれ気にする時期がくるだろうと思うからだ。「まず脱色から勧め、中高生くらいになったらサロンを検討してはと提案するつもり」といい、「（投稿者の方も）娘さんの気持ちに寄り添いつつ、よく話し合ってみては」と提案する。