〈23区の新年度予算案から〉中野区 ひとり親家庭への支援を拡充

長竹祐子 (2023年2月3日付 東京新聞朝刊)
〈2023年度予算案〉中野区は、今年7月に迫った「中野サンプラザ」の閉館に伴うシティプロモーションに6600万円を計上した。閉館後の来年3月、サンプラザの外壁に映像を投影するプロジェクションマッピングを3日間開催する。また建物外観や内部の構造をデータ化し、デジタルの文化財として広く活用してもらうための「3Dマッピング」も行う。酒井直人区長は「サンプラザは区民の皆さんの愛着がある建物。お別れに思い出をしっかり刻んでほしい」と話した。子育て支援では、ひとり親家庭への支援を拡充する。

HPVワクチン 男子の接種費用を全額助成

 ひとり親家庭への包括的支援に1300万円を盛った。相談支援員の配置や養育費取り決めに関する支援、離婚調停中で児童扶養手当の申請ができない「実質ひとり親家庭」に、手当相当額の児童1人あたり10万円支給など。

 介護人材不足に対処するため、介護職員用宿舎の借り上げ支援に900万円を計上した。都の補助対象外施設で働く職員の住宅負担を減らし、人材定着を図る。

 他に、都内初となるヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの男子への任意接種費用全額助成に1500万円、中央図書館児童コーナー整備に1500万円など。

 一般会計は過去最大規模となった。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2023年2月3日