「裏アカ」「カースト」…国会議員は知ってますか?

(2018年8月23日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
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スクールカーストや相談相手などいじめについて話し合う女子高生ら=22日、衆議院第1議員会館で

 いじめ防止対策推進法の改正が検討される中、女子高校生らが22日、都内で「女子高生との遠慮ゼロトークwith国会議員」を開いた。クラス内の生徒間の格付け「スクールカースト」の存在や会員制交流サイト(SNS)の利用実態について、国会議員や文部科学省の担当者とともに話し合った。

 トークは、いじめの体験や本音を話しやすくしようと、匿名で進めた。約40人が、無料通信アプリ「LINE」のグループに参加。4つに分かれたテーブルで話したことを即座に投稿し、その内容を、自分のスマートフォンやスクリーンで見ながら話し合った。

 いじめ体験は高校生20人の半数以上が「ある」と回答。「裏アカ(SNS上で友達や家族に存在を教えないアカウント)が一番怖い」「先生がカーストを知っていて、一軍(上位)に気を使う」などと告白。相談相手は「先生やカウンセラーは絶対無理」と本音が漏れた。

 企画した女子高校生グループ代表で横浜市の高校3年、藤田真緒さん(17)は「私たちには身近ないじめのことを、大人は全然知らなかった。今回実態を伝えられたので、法改正につながれば」と話した。

 いじめ防止法は、大津市のいじめ自殺を受け、2013年9月施行。教委や学校によるいじめの隠蔽(いんぺい)などが後を絶たず、罰則規定も含めた改正が検討されている。

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