休校「みんなと会えずさみしい」 先生の思い、ラジオにのせて 鎌倉のFM局、市立の全25小中がリレー

(2020年3月13日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
 必ずみんなに会えるからね-。鎌倉市のコミュニティーFM局「鎌倉エフエム」で12日、市立小中学校の先生が子どもたちに向けたメッセージの放送が始まった。学校が休みになって不安を感じている教え子たちへの熱い思いを電波に乗せて届けている。

トップバッターの御成小、担任トークや校歌合唱

 「みんなと会えなくてさみしい」「卵焼きと目玉焼き、どちらが好き?」

 午前11時に始まった特別企画「スクールヴォイス」の初放送。トップバッターは御成小学校。各学年の担任によるリレートークでは、休校中の思いを語ったり、普段の教室で行っている子どもへの語りかけの様子を再現したりした。

 北村一将校長のあいさつや、教員による校歌の合唱も放送。最後は「御成小、頑張るぞ!」と全員で声を合わせて締めくくった。北村校長は「子どもたちの『学校に行きたい』思いを感じ、普段の様子を伝えようとしていた」と話す。

企画の局スタッフ「子どもたちが元気になるのでは」

 企画を発案したのは、同局のボランティアスタッフ横山瑛子さん。市による休校発表を聞き、今年1月に一緒にラジオ番組を作った同小の子どもたちの笑顔が思い浮かび、「先生の言葉がラジオから聞けたら、子どもたちが元気になるのでは」と考えた。市に提案したところ市教育委員会が快諾、25の全小中学校が参加した。「地域のラジオ局として役立てたらうれしい」と横山さんは喜ぶ。

 放送は25日までの平日午前11時からと午後6時から。各回は15分で、2~4校が出演する。放送日や出演校は鎌倉エフエムのホームページに掲載。パソコンやスマートフォンでも聴ける。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2020年3月13日

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