“予約のとれない家政婦”のおすすめ作りおきメニュー 週末に手際良く♪

(2018年7月5日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
  週末などにあらかじめ数日分の料理を準備する「作りおき」がブームとなっている。家事代行マッチングサービス会社「タスカジ」で、“予約のとれない家政婦”として人気のKoto(コト、本名・友沢寿子)さん(61)=横浜市=に、作りおき料理のこつを聞いた。
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料理をするタスカジのKotoさん=東京都港区で

保存容器は常に清潔に!箸も使い分ける

 Kotoさんは3年前、主に作りおきサービスを手掛ける家政婦として活動を始めた。その道の草分け的存在だ。依頼者の多くが子育て中の働く女性で、「冷蔵庫にある食材で9~12品は作る」という。

 保存容器は常に清潔にして、箸も料理ごとに使い分ける。食材が傷みやすい夏場は、冷蔵庫での保存は2日分までにして、3日目以降は冷凍庫に入れる。

材料まとめて冷凍「加熱すればできあがり」

 おすすめなのは、生の切り身魚と野菜、調味料を一緒にホイルやクッキングシートに包んで冷凍保存する方法。「凍ったまま加熱するだけで料理ができます」。殺菌・防腐効果のある梅干しやショウガ、カレー粉などを活用するのも手だ。

 調理も手際よくしたい。野菜は別々でなく、1つの鍋でゆでよう。あくの少ないものから順に鍋に入れると、お湯のにごりを最小限にできる。ナスなど色落ちする野菜も後でゆでる。

 甘辛炒め、トマト煮、甘酢あえなど和風、洋風、中華風と、それぞれの調味料の配合割合を頭に入れておくと準備がはかどる。さまざまな味つけを覚えておけば、料理の幅も広がる。

 4月に発売した「Kotoさんのかしこい作りおき」(学研プラス)では約80種のレシピを紹介している。

おすすめの1品 夏野菜たっぷりアクアパッツァ

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夏野菜たっぷりアクアパッツァ

 お薦めの1品は、夏野菜をたっぷり使った魚介類の煮込み料理「アクアパッツァ」。作りおきメニューは肉に偏りがちだが、リクエストで最も多いのが魚や貝のメニューという。「すぐに食べてもいいですが、保存すると魚介のうまみが凝縮します」。2日目までは冷蔵でもいい。3日目以降に食べるなら冷凍して保存を。

 魚はタイやタラなど白身魚を。野菜は家にあるもので。白ワインがなければ料理酒、イタリアンパセリがなければパセリのみじん切りを使う。食べた後に残った汁でパスタを作るとおいしい。

【材料】(4人分)

イサキ(切り身)半身2枚
塩・こしょう 各適量
ミニトマト 8個
オリーブ油 大さじ1
ニンニク(みじん切り)1かけ分
タマネギ(薄切り)1/4個
ナス(輪切り)1本
ズッキーニ(輪切り)10センチぐらい
パプリカ(細切り)赤、黄各1/4個
トマト(一口大)1個
A(白ワイン・水各100ミリリットル)
アサリ(殻つき、砂抜きしたもの)8~12個
イタリアンパセリ 適量

【作り方】

 <1>イサキに塩、こしょうをふる。ミニトマトはへたを取る。

 <2>フライパンにオリーブ油を熱し、ニンニクとタマネギを入れて中火で炒める。タマネギが透き通ってきたら、ナス、ズッキーニ、パプリカを入れて軽く炒める。イサキの皮目を上にして入れ、トマトとAを加える。

 <3>煮立ったら、アサリ、ミニトマトを入れ、ふたをして弱火で5~6分蒸し煮にする。味が足りない場合は塩・こしょうで味を調え、器に盛り、パセリを散らす。

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