ユニセフ「子どもにやさしいまち世界サミット」 参加した町田の中学生が報告「子ども自身が行動を」
松村裕子 (2020年1月30日付 東京新聞朝刊)
子どもの権利条約の採択30周年を記念し、昨年10月にドイツで開かれた国連児童基金(ユニセフ)の「子どもにやさしいまち世界サミット」に参加した東京都町田市の報告会が28日、市役所であった。石阪丈一市長らと参加した市立真光寺中1年の海野愛乃さん(12)は「子どもにやさしいまちにするには、子ども自身が行動していくべきだ」と話した。
ギニアの子どもたちに触発された
町田市は条約を具現化するため、子どもにやさしいまちのモデルづくりに取り組んでおり、日本から唯一、サミットに参加した。
応募者から海野さんと海城高2年の立本浩大さん(17)が選ばれ、32カ国の同世代65人と英語で子どもの権利や各国の取り組みについて意見交換した。
報告会で海野さんは「ギニアの人は子ども全員への予防接種を実現させたいと言い、問題提起する姿勢がすごかった。私もアクションを起こさないと、と思った」と印象に残った経験を披露。「サミットはゴールでなくスタートと気付いた。将来、国際的な舞台で活躍するのが夢」と語った。
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