〈各市の新年度予算案から〉八王子市 出産後間もない女性の健診を助成

布施谷航 (2023年2月10日付 東京新聞朝刊)
〈2023年度予算案〉八王子市は、市内の主要駅周辺の整備を進める。旧八王子医療刑務所跡地に整備する「八王子駅南口集いの拠点」の設計などに8億7400万円を計上。2026年度の供用開始を目指す。京王高尾山口駅前に整備する「(仮称)高尾山口駅前公園」建設に9000万円を盛り込んだ。多摩地域の26市で初めて、出産後間もない女性の健康診査助成に1500万円を充てる。健康状態を確認するほか、精神状態に応じた支援も行う。

ひとり親家庭の支援も強化

 ひとり親家庭の支援も強化。子どもの学力向上などを図るため、家庭教師を無料で家庭に派遣する「ゆめはち先生」の対象を、現在の中学生から小学5、6年生までに広げる。小学4~6年生が調理やスポーツ、工作などを行う「生活体験イベント」も実施する。

 石森孝志市長は「『未来の主役づくり』『未来へのつながりづくり』『未来に続く都市づくり』をテーマに、社会環境の変化に適応した行政サービスを着実に展開する」と話した。

 1月31日現在の人口は56万1503人。1人当たりの歳出額は38万6997円。

表 八王子市の予算案から元記事:東京新聞 TOKYO Web 2023年2月10日

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