父親になり育休取得 「実家は助けてくれないの?」と聞かれるけれど

原田遼

 抱っこをしていても脚が長くもたない。ゆっくりソファに腰をうずめると、腕の中の赤子が「オイ」とばかりに目を覚ます。洗濯、沐浴、買い出し…。初めての育児に不惑を超えた記者(41)の体は限界寸前だ。

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筆者の指を握る長男

 11月に父親となり、育休を取得している。「実家は助けてくれないの?」とも聞かれるけど、互いの親は亡くなっていたり、高齢になったりしていて難しい。地球環境には目をつぶって食事に使い捨ての紙皿や割り箸を使い、家事を減らしている。

 妊活を始めたのは結婚して5年たってから。高齢出産もどこか楽観的に構えていたが、治療や二度の流産を経験。分娩(ぶんべん)では妻(38)が大量出血を起こすなど想像以上に大変だった。

 多くの痛みを伴ったが、苦難の度に夫婦で話し合い、励まし合った。周囲の心遣いや支援もありがたかった。仮に子どもを授かれなかったとしても、夫婦にとっては悔いの残らない挑戦だったと思う。

 たくましい妻は「2人目も」と言い始めた。まだその覚悟はないけれど、体力づくりはしておこう。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2024年1月4日

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