「子どもの数:いない」アンケートの選択肢に「うれしい」の声 皆で子育てできる社会とは

(2022年2月18日付 東京新聞朝刊)

写真 広場で遊ぶ子どもたち

 編集チームのメールマガジンを読んでくださっている女性から届いたメッセージが、胸に残りました。年代やお子さんの人数を尋ねる東京すくすくのアンケートの回答欄に「いない」という選択肢があったことに「うれしい気持ちになりました」と書かれていました。

 「長い不妊治療の末、子どもを授かることはできませんでした。家庭科教員で保育を教える仕事をしているため、子育ての情報を仕入れたく勉強会に申し込みをしようとしますが、子どもとペアが条件であることが多く、寂しい思いをしてきました」。こんなふうに「うれしい気持ち」の背景を説明してくださっていました。

 子育てが大変な時期の当事者は、ともすれば周囲にはいろいろな事情や背景を持つ人がいる、ということが見えなくなりがちではないでしょうか。私自身もそうでした。でも、この女性のように、さまざまな立場から子どもの育ちを支えようとしてくれる人たちがたくさんいます。親だけでなく、多様な大人が子どもに関わってくれることは、子どもの成長に欠かせません。

 すくすくは、今まさに子育てしている人たちに届けたいニュースや情報を発信しています。ですが、次世代をどう育んでいくか、ということにまなざしを向けるすべての人とその大切さを分かち合いたいと思い、編集しています。

 「皆で子育てできる社会になるために、子どもがいない人も疎外感なく関われる仕組みができるといいなと思っています」。こう書いてくれた女性の思いに応えられるようなサイトを目指し工夫を重ねたいと思います。

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  • 匿名 says:

    里親を気軽に人にすすめるものではありません。

  • yokoko says:

    皆で子育て支える社会へ。養育里親という道もあります。実親さんが子育てが大変な時、短期間お預かりして、その間にリフレッシュしていただき、また子育て頑張れるよう援助する。また、里親になれば子育ての研修も受けられますよ。

    yokoko 男性 60代

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