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〈ママパパ議連 本音で話しちゃう!〉第1回 伊藤孝恵参院議員「ただただ、仲間が欲しかった」

   

 今日から始まるリレーコラム、初回の担当は超党派ママパパ議員連盟の事務局長、国民民主党・参議院議員の伊藤孝恵です。3歳と5歳を育てながら、92歳の祖母の介護に直面するダブルケア議員です。

 「どうしてママパパ議連をつくったの?」「何をしている議連なの?」「何でパパママじゃなくてママパパなの?」。よく聞かれる質問ベスト3です。

 どうしてつくったの?の答えは、ただただ、仲間が欲しかったから! 初めて国会に来た2年半前、驚いたのは女性の少なさ(衆議院1割、参議院2割)以上に、子どもがいることを“周囲に感じさせないようにしている”ママ議員の姿です。時代が昭和から平成に変わっても、政治のフォーマリティー(形式的正式)は、女性が、それも幼子の母親が政治家であることに寛容ではありませんでした。その結果、未就学の子どもを育てながら活動している女性議員は707人中、当時、たったの20人。

 母親は家で子育てに専念すべし!という価値観の男性が、まだまだ多く生息するこの街で、子ども子育て政策や、今や7割にも達した働く母親の悲鳴にも似たホントの声を政治の中心に押し上げるには、党派を超えた仲間が要ります。またその声を、我がものとして聞ける「経験という感覚」を持った議員を増やすには、子育てと議員活動の両立環境整備を含め、時代錯誤のフォーマリティーを私たち世代で変えておかなければいけません。

 感覚はいかんせん感覚なので「説得」が難しい。だからまずは、当事者を中心に集ってみたのが、この超党派ママパパ議員連盟なのです。野田聖子会長をはじめ、役員のほとんどが、現役バリバリ、子育て真っ最中の母親であり父親です。もちろん、会員にはおじいちゃんやおばあちゃん、これから子育て予定の方や独身の方もいます。現在、9つある全ての政党から総勢78人(1月4日現在)、女性に限れば全体の3割が加入しています。

 2018年3月1日の設立以来、取り組んだ議題は、

  • 児童虐待防止対策に関する申し入れ(法務大臣、厚生労働副大臣)
  • 乳児用液体ミルク解禁に向けた課題整理
  • フリーランスや女性経営者など育休産休が保障されていない女性を取り巻く課題整理
  • 日本の義務教育の課題研究(海外の事例研究)
  • ニュージーランド首相の産休と子育て支援政策についての勉強会
  • IPU(列国議会同盟)「ジェンダーに配慮した議会のための行動計画」と日本の議会とのギャップについての勉強会
  • 国会内または国会周辺に保育の場の設置を求める申し入れ(衆議院議長、参議院議運委員長ほか)
  • 政府公用車の「子連れ乗車ルール」に関する意見交換
  • 女性議員の服装規定に関する意見交換

 子ども子育て政策の多くは、地方自治体との協力が欠かせないことから、地方自治体議員から成る「超党派出産議員ネットワーク」「超党派子育て議員連盟」とも連携しています。

 最後に何故ママパパか?ですが、確かに、普通はパパママですよね。だから、そのフォーマリティーに抗ってみました。

 さて次回は、ママパパ議員連盟の会合に、息子さん連れでやってくる寺田学衆議院議員です。実は、私の執務室にあるジャングルジムとトレインテーブルは寺田ジュニアのおさがり。寺田さん、何やら男子には「5歳児反抗期」なるものがあるらしいですが。寺田家はいかがですか?

 

伊藤孝恵(いとう・たかえ)

愛知県選挙区、1期、国民民主党。1975年6月30日、名古屋市生まれ。金城学院大学卒業後、テレビ大阪、資生堂、リクルートを経て、2016年の参議院議員選挙に公募から立候補。育休中の国政出馬は日本初。現在は党参院国対副委員長、コミュニケーション戦略本部事務局長の他、金城学院大学講師など。

【家族】夫(42歳)、長女(5歳)、次女(3歳)
【オススメ絵本】「さっちゃんのまほうのて」「たからもののあなた」 
【この時季の!オススメスポット】ASOBono!(東京ドームシティ)、アネビートリムパーク(お台場ヴィーナスフォート)、カンドゥー(イオンモール幕張新都心)、明治神宮外苑にこにこパーク(東京都港区)、ボーネルンド キドキド あそびのせかい(名古屋駅 タカシマヤ ゲートタワーモール店)