都立高入試「三平方の定理」「関係代名詞」など出題範囲から除外 都教委がコロナ休校を考慮

松尾博史 (2020年6月12日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う休校の長期化を受けて、東京都教育委員会は11日、来春の都立高校の入試では、中学3年で学習する内容の一部を出題範囲から除外すると発表した。

「7カ月で学習できる分量」に限定

 休校状況などを考慮して出題の範囲や内容を工夫するよう、文部科学省が5月に都道府県の教委に通知を出していた。

 都教委では、中学3年生が7カ月程度で学習できる分量に出題範囲を限定する。具体的には、中学3年の教科書で学習する漢字(国語)、三平方の定理(数学)、関係代名詞(英語)などを除外する。

 都教委は区市町村の教委を通じ、生徒や保護者向けのリーフレットを配布する。出題範囲から除外される内容であっても、卒業するまでに学習することを求めていく。

◇出題範囲から除外する内容
国語 中3の教科書で学習する漢字
数学 中3で学習する内容のうち「三平方の定理」「標本調査」
英語 関係代名詞のうち主格のthat、which、who および目的格のthat、whichの制限的用法
※同様の働きを持つ接触節も
社会 公民的分野のうち『私たちと経済』の「国民の生活と政府の役割」、『私たちと国際社会の諸課題』
理科 〈第1分野〉『運動とエネルギー』の「力学的エネルギー」、『科学技術と人間』
〈第2分野〉『地球と宇宙』の「太陽系と恒星」、『自然と人間』

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2020年6月12日

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