「千と千尋」の舞台を鉄道ジオラマで再現 白梅学園清修のコンテスト受賞作が国分寺駅で展示中

林朋実 (2021年6月1日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
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台湾の街並みを再現した作品=JR国分寺駅で

 全国高校鉄道模型コンテストでモジュール部門優秀賞に輝いた白梅学園清修中高一貫部(小平市)の作品が、JR国分寺駅のみどりの窓口に飾られている。6月6日まで。同校のクラブ「鉄道模型デザイン班」が台湾の観光地、九份(きゅうふん)と十分をモデルに作った。当時部長だった高校3年、加賀萌栞(めいり)さん(17)は「実際にある街を再現してみたかった。『映え』も意識しました」と話した。

モデルは台湾の「九份」「十分」 中高生13人が作製

 コンテストは昨年11月にオンラインで開かれた。例年は東京ビッグサイトで開かれるが、昨年は新型コロナの影響で会場での開催を見送った。同校の鉄道模型デザイン班は2012年から毎年コンテストに出展している。

 受賞作は、縦60センチ、横60センチ、高さ45センチ。中高の生徒計13人が3カ月かけて作製した。建物の周りにビーズとテグスで作ったちょうちんを張り巡らし、アニメ映画「千と千尋の神隠し」の舞台とも言われる幻想的な街の雰囲気を再現。建物の中にもテーブルや人形が置かれ、細部まで作り込まれている。

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昨年11月のオンラインコンテストに臨む生徒たち=白梅学園清修中高一貫部提供

 加賀さんは、九份と十分の街を組み合わせたことで「お気に入りの街並みが一望できる、特別な作品になった」と振り返る。鉄道ジオラマの魅力について「想像の世界や実際の景色をリアルに表現できる。仲間と協力して作り上げるのも楽しい」と語った。

 出展作は「ベストファンタジー賞」と「視聴者が選ぶナンバーワン賞」も同時に受賞。加賀さんは「最優秀賞が目標だったので、悔しさもあるけれど、努力が報われてうれしい」。同校広報部長の中沢亜紀教諭も「ぜひ実物を見てほしい」と呼び掛けている。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2021年5月29日

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