〈各市の新年度予算案から〉東大和市 障害児もともに学ぶインクルーシブ保育園を新設

松島京太 (2023年2月15日付 東京新聞朝刊)
 〈2023年度予算案〉東大和市は障害のある子どもたちが通所する児童発達支援センターと保育園を併設した新たな施設を整備する。障害の有無にかかわらず、子どもを受け入れる「インクルーシブ教育」を推進する。2024年4月の開園を目指し施設整備費4億8300万円を計上した。

タブレット端末使った教育も本格化

 庁舎の老朽化対策工事も重なり、一般会計の予算額は過去最大となった。

 東大和市内の公立小中学校の全児童生徒に配布している学習用タブレット端末を活用した教育を本格化する。中学校全校で外国人教師とのオンライン個人英会話を年間18回実施。関連予算は2730万円。また、中学校2校と小学校5校でAI教材ソフトを導入する。タブレット端末で問題を解くとAIが苦手分野を把握して児童・生徒の理解に応じた練習問題を出題する。予算額は3200万円。

 狭山緑地フィールドアスレチック広場に都内で最も長いローラー滑り台を設置するのに向け設計費2500万円を盛り込んだ。

 今月1日現在の東大和市の人口は8万4887人。1人当たりの歳出額は40万626円。

表 東大和市の新年度予算案から

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2023年2月15日

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