大学入学共通テストは延期せず 予定通り1月16、17日 コロナで学習が遅れた生徒の「追試」は2週間後

土門哲雄 (2020年6月18日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
 文部科学省は17日、来年初めて行われる大学入学共通テストを予定通り1月16、17両日に実施する案が、高校、大学関係者らによる協議会でおおむね了承されたと発表した。本試験の2週間後に追試験を行い、新型コロナウイルスによる長期休校で学習が遅れた生徒も受験できるようにする。追試験会場も大幅に増やし、47都道府県に設ける。

各大学の試験日程も変更せず

 文科省は今月中に、日程などを含む大学入学者選抜実施要項を公表する。総合型選抜(旧AO入試)の出願開始は9月1日から2週間繰り下げる。学校推薦型選抜(旧推薦入試)の出願は予定通り11月1日から。共通テスト後に各大学が行う試験日程も変更しない。

 大学の個別試験の出題範囲については、文科省は各大学に対し、高3で履修することの多い科目の選択問題を設定し、「発展的な学習内容」から出題しないなどの工夫を強く求めた。

 共通テストを巡り、全国高等学校長協会は日程を1カ月程度遅らせるよう求める要望書をまとめたが、文科省は「私立高の意向が十分に反映されていない」として受け取りを拒んでいた。一方、多くの大学は会場確保や一般選抜との日程調整が困難として、予定通りの実施を求めていた。 

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2020年6月18日

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