「みんな違うから話せるよね、という空気を」山崎ナオコーラさん(作家)

写真 山崎ナオコーラさん

 もともと「女同士だから話せる」というような空気がちょっと苦手で、ママ友はいません。人見知りだから、なかなか声をかけることができなくて。子どもの保育園の送り迎えも、いまだに毎日緊張しています。そんな感じだから、情報を得るために人に聞くのはハードルが高い。

 「東京すくすく」はママ友ゼロ人の私にも心強いですね。「東京すくすく」には、「同じお母さん同士、つながろうね」というより、「みんな全然違うから、話せるよね」という空気を期待します。性別や国籍、世代などに関係なく、子育てについて語れる場だといいな。

やまざき・なおこーら

 福岡県生まれ。2004年に「人のセックスを笑うな」で文芸賞。2017年、エッセー「母ではなくて、親になる」(河出書房新社)を刊行。ウェブサイト「よみもの.com」で「『ブス』の自信の持ち方」を連載中。

 東京新聞の子育てサイト「東京すくすく」のスタートにあたり、日ごろ子どもたちとかかわったり、子育てを支えたりしているさまざまな分野の方たちからメッセージをいただきました。

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