豊島区が「ひとり親家庭支援センター」開設 サービス周知へ

増井のぞみ (2018年7月2日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
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豊島区が開設する「ひとり親家庭支援センター」の看板=同区役所で

相談件数が年々増加 給付金や子育て支援制度知られていない

 ひとり親家庭からの相談が増えていることを受け、豊島区は2日、区役所本庁舎4階の子育て支援課内に「ひとり親家庭支援センター」を開設する。区の担当者は「給付金や子育て支援サービスなどの制度が十分に知られていないため周知させたい」と話す。

 区内で18歳未満の子どもがいる家庭のうち、ひとり親家庭は13.2%の2641世帯(2月1日現在)。ひとり親家庭から区への相談件数は、2013年度の年間5102件から年々増加し、昨年度には7589件に上る。

 相談増加の背景には離婚率の高さや未婚があるという。特に、父子家庭からの相談は、13年度は17件だったのに対し、昨年度は172件と10倍に急増。子育てや仕事など複数の窓口にまたがる相談が多いが、同センターでは専門の相談員を含む職員8人を配置し、ワンストップで応じる。

 区独自の支援制度として、ひとり親または子が、高校卒業認定試験の合格を目指すために講座を受講する費用の最大全額負担がある。担当者は「将来に向けたライフプランを立てるために気軽に利用してください」と話す。問い合わせは同センター=電03(3981)2119=へ。

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