整理・収納のプロが不用品を橋渡し 川越子ども応援パントリーに衣類など提供

中里宏 (2021年8月10日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
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時野閏さん(左)と最明寺の千田明寛さん(右)が連携する「川越子ども応援パントリー」に参加した鈴木ゆりさん(中)=川越市で

 埼玉県川越市を拠点に家庭の片付けをサポートする「快適暮らしコンサルタント」の鈴木ゆりさん(34)が、顧客の家で使われなくなった衣類や日用品を福祉団体に寄付する活動を始めた。第1回は7月29日に同市の最明寺で開かれた「川越子ども応援パントリー」(時野閏代表)のフードパントリーに、衣類500着などを提供した。

「片付けSDGsプロジェクト」活動開始

 鈴木さんは家庭の整理・収納をアドバイスするのが仕事で、不用品の処分は対象外だった。しかし、顧客から衣服や日用品について「使わないけど捨てられない。誰かの役に立たないか」と聞かれることが多く、6月から不用品を引き取って必要な人に活用してもらう「片付けSDGs(エスディージーズ)プロジェクト」を始めた。 

 第1回の寄付には衣類のほか、ベビーカーや子ども用食器セット、おもちゃなどが集まった。どれも使用感が少なく、捨てるにはもったいないものばかり。「短期間で状態の良いものがたくさん集まった。お客さんも喜んでくれるし、皆がウィンウィンになる取り組みだと思う」と鈴木さん。

 パントリー会場に本堂を提供する最明寺の千田明寛副住職(33)は「食べ物だけでなく、いろいろな広がりができていくのは良いこと」と話していた。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2021年8月10日

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